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遊具主要部材の一部に異常が見られた場合、より正確な診断を行うために、精密点検を行うことになります。
ブランコの支柱に対し、鋼管の肉厚を図る為、今回はGE社製超音波厚さ計DM4を使用しました。手順は、はじめに打診ハンマーで触診を行い、その後支柱の肉厚を図ることになります。

今回、支柱の肉厚を超音波で測定することにより、 肉厚の元計値が3.44mm、 減肉部が3.38mmという結果が出ました。結果、減肉部の極端な腐食等はないことが分かりました。超音波厚さ計での精密点検は、遊具外観上からは分からない、遊具内部の腐食を数値で示す事ができます。

遊具を構成している鋼管の肉厚を測定し、健全な強度を保持していることを確認します。測定には専用計測器を使用し、器具に傷を付けることなく測定します。遊具主柱の測定に際しては、最も応力の集中する基礎部付近を測定するために、掘削を行います。鉄棒などの支柱も、基礎付近を測定することになります。 今回の調査は、調査結果のデータをグラフ化するため、GE社製の超音波試験器DMS2を使用しました。
遊具主柱基部の周囲4点を測定した結果、鋼管の肉厚として5.60mm~5.64mmのデータを得ました。
設計時に設定した肉厚が5.8mmであり、その数値を下回っていますが、製品許容誤差の-0.6mm(JIS A5525)を考慮すると下記の式となり、健全度を満たしています。
5.8(設計値)-0.6(許容差)=5.2≦5.6
結果・測値5.6の許容値内